タイの仏教
ぼくがタイ旅行にいったのは、6年前くらいでしょうか。
ここ2年はコロナ禍のためにどこにも海外に行けず残念です。
この時はHISの格安ツアーで行ったと思います。
たしか4泊5日で4万円くらいだっとと記憶しています。
(すごい安い!!)
コロナが収束したら(収束するのかもはや不安ですが)まっさきにタイにまた行きたいと思います。
タイも仏教国ですが、タイの国民の95%くらいが仏教徒といわれています。
タイの仏教は日本の仏教とまったく同じではありません。
日本の仏教は、インドから中国、韓国など北部ルートを経て伝わった大乗仏教ですが、タイの仏教は上座部仏教というものです。
上座部仏教はスリランカ、ミャンマーなど南部ルートから伝わった仏教です。
上座部仏教のほうが戒律も厳しく、自分自身で修業をし、悟りを開くことを目的としています。
大乗仏教はもうちょっとゆるく、修行をして悟りを開いたものが教えを説くことで悟りを開けるという思想に基づいています。
そういったことからタイのお坊さんは、厳しい修行をしており、お酒も肉食もNGなのです。
日本のお坊さんがそうでないのは皆さん、知ってますよね。
だからタイではお坊さんは、人々にかなりの尊敬の目を向けられています。
タイの電車に乗った時も、日本と同じように優先席がありますが、そこに描かれているイラストを見ると、老人や妊婦よりも、お坊さんが最優先のようでした!
マクドナルドのドナルドおじさんも仏教徒らしい!
観光地・バンコク
バンコクは、タイ王国の首都であり、東南アジアで最も人口の多い都市です。観光地として人気があり、年間を通じて多くの観光客が訪れます。以下に、バンコクの主な特徴や観光スポットを説明します。
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寺院と宮殿:
バンコクには美しい寺院と宮殿が点在しています。代表的な寺院としては、エメラルド・ブッダ寺院(ワット・プラケーオ)があります。この寺院には仏教の最も尊い象徴であるエメラルド・ブッダが祀られています。また、グランドパレスも見逃せません。この宮殿はタイ王室の公式行事が行われる場所であり、美しい建築物や庭園が魅力です。
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チャオプラヤ川:
バンコクはチャオプラヤ川に面しており、この川を利用したボートツアーが人気です。チャオプラヤ川のクルーズでは、バンコクの美しい景色や寺院、宮殿を眺めながら、伝統的なタイ料理を楽しむことができます。
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マーケット:
バンコクには様々なマーケットがあり、エキゾチックな雰囲気を楽しむことができます。代表的なマーケットとしては、チャトチャック週末市場があります。この市場では、衣料品、工芸品、アンティーク、食べ物など、さまざまな商品が販売されています。
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ナイトライフ:
バンコクは活気あるナイトライフで知られています。カオサンロードやスクンビット地区など、バー、クラブ、レストランが集まるエリアがあります。夜遅くまで賑わっており、観光客に人気のスポットです。
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タイ料理:
バンコクでは本格的なタイ料理を楽しむことができます。ストリートフードやレストランで、トムヤムクン、グリーンカレー、パッタイなどの代表的な料理を味わうことができます。また、料理教室に参加して、自分でタイ料理を作ることもできます。
タイの寺院
日本のお寺はひっそりと厳かなたたずまいをしていますが、タイでは寺院はかなり派手な印象です。
私が、はじめてタイを訪れた時は圧倒されました。
こんな感じ
タイの涅槃仏 ワット・ポー
ワットポー(Wat Pho)は、タイの首都バンコクにある有名な仏教寺院です。正式な名前は「ワット・ポーチェットウォララーム(Wat Phra Chetuphon Wimon Mangkhalaram)」であり、通称としてワットポーが使われています。ワットポーは、タイの仏教寺院の中でも最も古い歴史を持つ寺院の一つであり、バンコクで最も重要な観光スポットの一つとなっています。
ワットポーは、1782年に創建されました。寺院の建物はタイの伝統的な建築様式であり、美しい彫刻、装飾、そして屋根のデザインが特徴です。また、ワットポーはタイマッサージの起源としても有名であり、タイマッサージ学校が併設されています。
寺院内には多くの仏像が安置されており、最も有名なのは「ラヴァデープ(Reclining Buddha)」と呼ばれる大きな仏像です。この仏像は長さ46メートルにも及び、仰向けに寝そべる姿勢で表現されています。金箔で覆われた仏像は非常に印象的であり、多くの観光客がその壮大な姿に感動します。
ここには涅槃仏があります。
この涅槃仏は金箔でおおわれておりその巨大さとともに圧倒されます。
これを見た時はたまげました!
なんと全長46m、高さ15mの巨大さです。
タイでは横になって寝ている状態の仏像をよく見ます。これはリラックスしている状態を表現したのではなく、「入滅(釈迦・菩薩などが死ぬこと)」の様子を表しています。
このような入滅の様子を表している仏像を「涅槃仏」や「寝釈迦仏」といいます。
日本に涅槃仏が少なくタイに多い理由は、同じ仏教でも大乗仏教と上座部仏教の宗教観の違いがあり、釈迦の死に対する考え方が違うからのようです。
そして足の裏も圧巻のすごさ!
このように足の裏には108の図が描かれています。
指紋もはっきり描かれていますよね。
タイ旅行に行くなら絶対おすすめのスポットです。
ほかにもタイにも仏像は多く存在しています。
ワットポーはまた、仏教教義やタイの歴史に関する学術的な研究を行う僧院としても知られています。寺院内には古代のタイの文書や彫刻が保管されており、学者や研究者にとって重要な資料となっています。
ワットポーはバンコクの中心部に位置しており、観光客にとってはアクセスしやすい場所にあります。寺院の広大な敷地内を散策することで、タイの伝統的な建築美や仏教文化に触れることができます。また、ワットポーの近くには他の有名な観光地もありますので、訪れる際にはぜひ周辺も探索してみてください。
他にもバンコクの中だけで仏教に関する寺院や寺院等の観光スポットはたくさんあります。
その中でもバンコクにある寺院ワット・ポーはとても見どころのある寺院。
見る気ならいくらでも仏像スポットはあるので何回も訪れたいですね。